Photo Gallery Fine Instruments&Bows このコーナーでは、当社にて展示している楽器をご紹介いたします。

   

 

 

モダンイタリアンバイオリンメーカーを代表する父Leandro Bisiach Sr.に続き、"GIACOMO&LEANDRO BISIACH"ブランドは、世界中の演奏家・製作家・ディーラーの間で高い評価を受けています。

1932年、GiacomoとLeandro Jr.の兄弟は、会社を設立し、1972年まで数多くの楽器を製作しました。

主にStradivari・Guarneri・T.Balestrieri・C.Camilli・J.B.Guadagniniなどのモデルを用い、Iginio Sderci・Luciano Sderci・Piero Parravicini・Giuseppe Stefanini等の協力を得て製作されていました。

 

この楽器は1958年に製作されたもので、ベルギーのバイオリニストHenri Vieuxtempsが使用していた

1758年製G.B.Guadagniniがモデルとされています。

アウトライン、細工ともに素晴らしく、彼らのオリジナリティー溢れる傑作です。

 

≪G.ACCONERO I.EPICOCO E.GUERCI 著 

      G.B.GUADAGNINI and those he inspired in the twentieth century p.123-127 掲載楽器≫ 

 

 

JOSEPH ARTHUR VIGNERON(1851-1905)SOLD OUT

 

JOSEPH ARTHUR VIGNERONは、幼い頃から、義理の父Claue-Nicolas Hussonの下で弓製作を学びました。その後、Jean Joseph Martin工房で修業し、その後、独立するまでGAND&BERNARDEL工房で働きました。

カペー・カルテットで有名なパリ・コンセルバトワール教授Lucien Capetと親交があり、弓製作にあたり、機能面で助言を受けました。

 

このチェロ弓は、1905年頃製作された弓で、スティックは、赤みがかった茶系の極上のフェルナンビューコ材で、金金具の黒檀フロッグが使われています。この製作家の最も良い作品に属する逸品です。

刻印は息子名ANDRE VIGNERON A PARISとなっていますが、後年になって刻印されたものと推測されております。

 

≪L'ARCHET(III)掲載弓 p.269-No.11≫

 

【P.Childs鑑定書】【J.F.Raffin鑑定書】

SOLD OUT

 

 

Ferdinando Garimberti(1894-1982)は、Giuseppe Ornati, Gaetano Sgarabottoと共に、現代イタリアンメーカーのお手本的存在として評価されている製作家です。

Romeo Antoniazzi, Riccard Antoniazziから教えを受け、Leandro Bisiach Sr.の下で働くようになります。

現代バイオリン製作史上、非常に重要な製作家の一人です。

 

この楽器は、1967年に製作されたものです。クレモナ・バイオリン製作学校で後進の指導をしていた時期で、弦楽器職人を志す若者たちに多大な影響を与えていました。彼の確かな技巧に基づき、美しく精巧なものに仕上げられています。非常に美しく明るいオレンジブラウンのニスが施されています。

非常に良く伸びる音と、柔らかな響きが程良くマッチしている逸品です。

 

≪G.Grisales著 "Ferdinando Garimberti" p.130 掲載楽器≫

   

 

             

 SOLD OUT

 

Giuseppe Pedrazzini(1879-1957)は、Romeo Antoniazziの弟子の一人で、Leandro Bisiachと共に1900年代ミラノ派を代表する製作家です。

 

このチェロは1915年に製作されたもので、彼の最も良い時期の作品です。

刻印とラベルの他に、Joseph Guarnerius † 1742のラベルが貼られており、デルジェスをイメージして製作されたものと思われます。裏板と側板はポプラ材が使われ、独特の風格を醸しだしています。

音の立ち上がりが良く、オールドと比較しても遜色のない音色の楽器です。

 

  

SOLD OUT

 

 

Carlo Giuseppe Oddone(1866-1935)は、19世紀から20世紀にかけてのイタリアにおける注目すべき重要なバイオリン製作者の一人です。

Gioffredo Rinaldiの店の徒弟として修業をはじめ、後にロンドンに渡りFrederick William Chanotの下で働き、多くの技術とオールド楽器の知識を学ぶことになります。TORINOに戻ってからは、Evasio Guerraなどの若い製作者達に多大なる影響を及ぼしたと言われています

 

この楽器は、1913年に製作されたもので、厳選された良質の材料が使用されており、特に裏板は美しい一枚板です。音も明るい上質なイタリアントーンで、この製作家の典型的な作風であり、優れた逸品です。上下のブロック・側板エンドピン部分に、製作家の刻印が入れられています。

   

 

                                                  

EMILE FRANCOIS OUCHARD(1872-1951)SOLD OUT

 

EMILE FRANCOIS OUCHARDは、若い頃CUNIOT-HURYの工房で働き、信頼できる助手として活躍、また独立後、自らの工房で多くの弟子を育てました。特に息子のEMILE AUGUST OUCHARDは、優れた弓製作者として有名です。

 

このチェロ弓は、1940年頃に製作されたもので、刻印は、Ch.ENELとなっています。スティックにはこげ茶色の良質なフェルナンビューコが使用されています。丸弓で、銀金具の黒檀フロッグが取りつけられています。チップには、銀プレートが施されており、バランスは極めて良好です。

この作者の作品の中でも、最高クラスの作品です。

 

【J.F.Raffin鑑定書】

     

 

   

 

JACOB EURY(1765-1848)SOLD OUT

 

JACOB EURYは、F.TOURTEの影響を多分に受けたとされる、18世紀後半から19世紀初頭に活躍した偉大なボウメーカーです。決して華やかな存在ではありませんでしたが、現在では、いぶし銀的な魅力を持った製作家として高く評価されています。

 

この作品は、1820年頃に製作されたもので、フロッグとボタンはこの弓の為に復刻された物ですが、フロッグはオリジナルの物が残されています。オールドボウ独特の深い音色と優れた音質は、現代の弓とは異なった奥深い味わいがあります。

 

【B.Millant鑑定書】【J.F.Raffin鑑定書】

    

                                         

CLAUDE AUGUSTE THOMASSIN(1865-1942)

 

CLAUDE AUGUSTE THOMASSINは、当時多くの職人が働いていたMIRECOURTのC.N.BAZIN工房で弓の製作を学びました。PARISへ移動の後、GAND&BERNARDEL工房、CARESSA&FRANCAIS工房で経験を積み、その後独立し多くの弓を製作しました。

 

 この作品は、1900年頃製作されたもので、GASTAVE BERNARDELのブランドが刻印されています。非常に上質の材料が使用され、C.THOMASSINの作品の中でも最高レベルの仕上がりです。豊かでしっかりとした音色を持つ弓です。

 

【P.Childs鑑定書】

  

 

CLAUDE AUGUSTE THOMASSIN(1865-1942)

 

CLAUDE AUGUSTE THOMASSINは、当時多くの職人が働いていたMIRECOURTのC.N.BAZIN工房で弓の製作を学びました。PARISへ移動の後、GAND&BERNARDEL工房、CARESSA&FRANCAIS工房で経験を積み、その後独立し多くの弓を製作しました。

 

この作品は、1910年頃製作されたもので、上質のフェルナンビューコ材が使用され、フェルールはTHOMASSIN独特の丸みを帯びたスタイルです。上品で、しっかりした音色を持つ逸品です。

 

【P.Childs鑑定書】【J.F.Raffin鑑定書】

  

 

PIERRE SIMON(1808-1881)

 

PIERRE SIMONは、D.PECCATTEを継承する、優れた弓製作者として知られています。また、J.B.VUILLAUMEの工房でも働き、彼の為に多くの弓を製作しています。彼の作品は、PECCATTE-VUILLAUME Schoolを基盤としていますが、独自の個性的なスタイルを築き上げています。

 

この作品は、1855年頃製作されたもので、典型的なP.SIMONのスタイルであり、オリジナルの良い状態を保っています。また非常に高いクオリティーの音質を持ち、当製作者のオリジナリティー溢れる秀作となっています。

 

[P.Childs鑑定書] [J.F.Raffin鑑定書]