Violin Bow : C.THOMASSIN(2)
CLAUDE AUGUSTE THOMASSIN(1865-1942)
CLAUDE AUGUSTE THOMASSINは、当時多くの職人が働いていたMIRECOURTのC.N.BAZIN工房で弓の製作を学びました。PARISへ移動の後、GAND&BERNARDEL工房、CARESSA&FRANCAIS工房で経験を積み、その後独立し多くの弓を製作しました。
この作品は、1900年頃製作されたもので、GASTAVE BERNARDELのブランドが刻印されています。非常に上質の材料が使用され、C.THOMASSINの作品の中でも最高レベルの仕上がりです。豊かでしっかりとした音色を持つ弓です。
【P.Childs鑑定書】
Violin Bow : C.THOMASSIN
CLAUDE AUGUSTE THOMASSIN(1865-1942)
CLAUDE AUGUSTE THOMASSINは、当時多くの職人が働いていたMIRECOURTのC.N.BAZIN工房で弓の製作を学びました。PARISへ移動の後、GAND&BERNARDEL工房、CARESSA&FRANCAIS工房で経験を積み、その後独立し多くの弓を製作しました。
この作品は、1910年頃製作されたもので、上質のフェルナンビューコ材が使用され、フェルールはTHOMASSIN独特の丸みを帯びたスタイルです。上品で、しっかりした音色を持つ逸品です。
【P.Childs鑑定書】【J.F.Raffin鑑定書】
Violin Bow : P.SIMON
PIERRE SIMON(1808-1881)
PIERRE SIMONは、D.PECCATTEを継承する、優れた弓製作者として知られています。また、J.B.VUILLAUMEの工房でも働き、彼の為に多くの弓を製作しています。彼の作品は、PECCATTE-VUILLAUME Schoolを基盤としていますが、独自の個性的なスタイルを築き上げています。
この作品は、1855年頃製作されたもので、典型的なP.SIMONのスタイルであり、オリジナルの良い状態を保っています。また非常に高いクオリティーの音質を持ち、当製作者のオリジナリティー溢れる秀作となっています。
[P.Childs鑑定書] [J.F.Raffin鑑定書]
Violin : G.ULLMAN(N)(1917)TRINO
Violin : V.SANNINO(1914)NAPOLI
Viola : N.NOVELLI(1949)MILANO
Natale Novelli(ca.1908-1981)は、MILANOの偉大な製作者G.Pedrazziniの甥にあたり、弟子でもありました。G.Pedrazziniが亡くなるまで、彼の工房で献身的に働き、それ以降も独自に素晴らしい楽器を製作していきます。今日、Natale Novelliの作品はG.Pedrazziniと並び称される程に高く評価されています。
このビオラは、1949年A.STRADIVARI生誕300年記念展示会がCREMONAで開催された際に出展されたものです(楽器の内側に出展された際のラベルが貼られています)。
Body Sizeは41.2cmで、非常に弾きやすく、音の立ち上がり、響き共に抜群です。
Violin : G.SGARABOTTO(1924)VICENZA
SOLD OUT
Gaetano Sgarabotto(ca1878-1959)は、G.Ornati , F.Garimbertiと共に、現代の製作家達のお手本的な存在として評価されている製作家です。R.AntoniazziとL.Bisiach Sr.から教えを受け、19世紀から20世紀に受け継がれた弦楽器製作史上、特に重要な製作家と位置付ける事ができるでしょう。
この楽器は、VICENZA時代の作品で、確かな技巧に基づき、美しく精巧に仕上げられ、非常に美しく明るいオレンジブラウンのニスが施されています。クレモナの若き製作者達の憧れとなっている意味が良く理解できる作品です。
≪A.Versari著 "Liuteria Moderna in Emilia-Romagna" p162 掲載楽器≫