Photo Gallery Fine Instruments&Bows このコーナーでは、当社にて展示している楽器をご紹介いたします。

  

 

PAUL EMILE MIQUEL (1852-1911)SOLD OUT

 

P.E.MIQUELは、近代フランス弓が盛んに製作された頃に、ミルクールで活躍した優れた弓製作家です。

生産数量が少なかったため、あまり知られていませんが、その優れた品質は現在高く評価されています。

あのヒラリー・ハーンも同一製作者の弓を使用していると言われています。

(米・弦楽器専門誌STRINGS,Aug/Sep1999掲載)

 

この弓は、1900年頃の作品と見られ、上質の材料を使用しており、しなやかさと深みを持った逸品です。

 

【J.F.Raffin鑑定書】

EMILE FRANCOIS OUCHARD(1872-1951)

 

E.F.Ouchardは、19世紀から20世紀初頭にかけて活躍した弓製作者です。

息子Emile August Ouchardをはじめ、多くの優秀な製作者を育てた事でも知られています。

Cuniot-Huryの弟子として成長し、近代のフランス弓製作に多くの偉業を残しました。

  

SOLD OUT

  

SOLD OUT

  

SOLD OUT

  

SOLD OUT

これら4本の弓は、1930~1940年にかけて製作されたもので、スワンヘッドといわれるスタイルで

仕上げられています。3本の弓には”TOURTE"と刻印されています。

4本共、良質のフェルナンビューコ材が使われ、しっかりとした音を持った逸品です。

 

4本全て【J.F.Raffin鑑定書】

 

    

 

EVASIO EMILIO GUERRA(1875-1956)は、Torinoにおける代表的な製作者の一人です。

少年時代にはバイオリン演奏家を志しましたが、次第に楽器製作に強い興味を持つようになります。

彼はGioffredo Rinaldiの工房に弟子入りし修業します、元々手先が器用であった為か

非常に短期間で有能なバイオリン製作者になりました。

そしてC.OddoneやA.Fagnola,F.Guadagnini等の依頼を請け負うようにもなります。

 

この楽器は、1954年に製作された楽器です。

比較的晩年の作品で、この時期特有の仕上がりになっています。

音質はこれぞPIEDMONTサウンドと云えるパワフルさで、イタリア楽器らしいクリアな音色が魅力です。

 

    

 

JOSEPH CALOT(1793-18--)は、1793年にMirecourtに生まれ、

1822年頃にTorinoに向かうまで多くの工房で研鑽を積んだとされています。

TorinoでGiovanni Francesco Pressenda(1777-1854)と出会い、共に仕事をする事となります。

G.F.PressendaはJ.Calotの息子の名付け親となったことが記録に残っており、

二人の信頼関係を裏付けています。

 

この作品は、1830年頃に製作されたものと考えられており、

GIOVANNI FRANCESCO PRESSENDA,TORINO 1829の ラベルが貼られています。

この作品からもわかるように、彼の作品はG.F.Pressendaの作風と良く似ており、

ダークレッドのニスも見間違える程です。

J.CalotはG.F.Pressenda・G.Roccaと並び、Torinoにおける名工と云えるでしょう。

   

 

SESTO ROCCHI(1909-1991)は、PARMAのバイオリン製作学校で学びながら、

G.SGARABOTTOの教えも受けていました。

その後、MILANOへ移りL.BISIACHの下で多くを学びます。

BISIACH工房での楽器製作・修復の経験が彼にとって大きな成功をもたらしたと云えるでしょう。

彼のコンクール受賞歴は輝かしく、イタリア国内はもとより国外でも高い評価を得て、

不動の地位を確立しています。

彼の作品は、正確で繊細な作りとオレンジ色の暖かいニスを特徴としています。

 

このバイオリンは、1974年に製作されたもので、裏板にはスラブカットされた美しい楓材が使用されています。彼の特徴が特によく見られる作品です。

非常に健康な状態で、ほとんど未使用で保管されていたと思われます。

彼の作品にはそれぞれニックネームが付いており、正確には読み取れないのですが、この楽器のラベルと製作証明書には"Eiziano"と手書きで書き入れられています。

 

            L.BISIACH(左)、S.ROCCHI(右) 

 

  

 

VICTOR FETIQUE(1872-1933) SOLD OUT

 

V.FETIQUEは、A.LAMY、E.SARTORYなどと共に、

特に知名度の高いモダン・フレンチボウメーカーの一人です。

MIRECOURTのCharles Nicolas Bazin工房、PARISのCaressa & Francois工房を経て、

1913年に独立しました。

 

この作品は、1925年頃製作されたもので、上質なフェルナンビューコ材が使われた角弓です。

この弓の製作者は、PAUL WEIDHAAS(1894-1962)で、V.FETIQUEの弟子であり、

しばしば師の仕事を請け負っていたようです。

V.FETIQUEの歯切れの良さと、P.WEIDHAAS独自の味と思われる柔らかい音色が

絶妙にブレンドされた良弓です。

 

P.FETIQUE(左)とP.WEIDHAAS(右)のツーショット写真

゛L'ARCHET(Ⅲ)"p.158-No.23

 

【J.F.Raffin鑑定書】

 

   

 

 

 

CHARLES NICOLAS BAZIN(1847-1915)SOLD OUT

 

 

C.N.BAZINは、19世紀中頃から20世紀初頭にかけて活躍した製作者で、

多くの才能ある弟子達を育てました。

フランス弓製作の伝統を守り、さらに近代的な方法を取り入れたフランス弓製作史上においても

欠かせない重要な存在です。

 

この作品は、1895年頃に製作されたもので、J.HELの刻印が押された角弓です。

彼の技術が確立された時期のもので、スタンダードの高い優れた弓となっています。

 

【J.F.Raffin鑑定書】

  

 

CHARLES LOUIS BAZIN(1881-1953)SOLD OUT

 

 

C.L.BASINは、父親C.N.BAZINのもとで修業し、BAZIN工房を引き継ぎました。

数多くの弓を製作した彼は、多くの職人を育てた業績でも評価される人物です。

 

この作品は、1930年頃製作されたもので、上質のフェルナンビューコ材が使用され彼の作品の中でも最高のクラスであると評価されて良いでしょう。

豊かな響きを持ったバランスのしっかりした弓です。

 

【J.F.Raffin鑑定書】

  

 

EMILE AUGUSTE OUCHARD Fils(1900-1969)

 

E.A.OUCHARDは、20世紀の偉大な弓製作者の一人です。

父親のEMILE FRANCOIS OUCHARDと共にCUNIOT-HURYの工房を引き継ぎ、

その後、彼自身が独立してからも多くの弓を製作しました。

ニューヨークにも渡っており、Wiliam Lewis&Son社と契約を結ぶなど、アメリカでも活躍したようです。

 

この作品は1930年頃に製作されたもので、MARCEL FETIQUEの刻印がうたれています。比較的初期のもので、ダークレッドのとてもしっかりとした上質のフェルナンビューコ材が使用されています。

現代の演奏家の求める機能を備えた銘弓といえるでしょう。

 

【J.F.Raffin鑑定書】

     

 

FRNCOIS-NICOLAS VOIRIN(1833-1885)SOLD OUT

 

F.N.VOIRINは、A.LamyからE.Sartoryへと受け継がれる楽弓製作史上において、非常に重要な製作者です。叔父のJ.B.Vuillaumeの工房で製作していた彼の弓は、良質の材木が使われ、F.Tourteを模倣した、素晴らしい弓であると評価されています。

 

この作品は、1865年頃のVuillaume工房時代に製作された、典型的なVuillaume-Voirinボウで、フロッグには、べっ甲が使用されています。落ち着いた風格のある音色を持つ逸品です。

 

[P.Childs鑑定書]