Violin Bow : E.A.OUCHARD
EMILE AUGUSTE OUCHARD Fils(1900-1969)
E.A.OUCHARDは、20世紀の偉大な弓製作者の一人です。
父親のEMILE FRANCOIS OUCHARDと共にCUNIOT-HURYの工房を引き継ぎ、
その後、彼自身が独立してからも多くの弓を製作しました。
ニューヨークにも渡っており、Wiliam Lewis&Son社と契約を結ぶなど、アメリカでも活躍したようです。
この作品は1930年頃に製作されたもので、MARCEL FETIQUEの刻印がうたれています。比較的初期のもので、ダークレッドのとてもしっかりとした上質のフェルナンビューコ材が使用されています。
現代の演奏家の求める機能を備えた銘弓といえるでしょう。
【J.F.Raffin鑑定書】