SESTO ROCCHI(ca.xxxx) MILANOSOLD OUT
SESTO ROCCHI(1909-1991)は、PARMAのバイオリン製作学校で学びながら、
G.SGARABOTTOの教えも受けていました。
その後、MILANOへ移りL.BISIACHの下で多くを学びます。
BISIACH工房での楽器製作・修復の経験が彼にとって大きな成功をもたらしたと云えるでしょう。
彼のコンクール受賞歴は輝かしく、イタリア国内はもとより国外でも高い評価を得て、
不動の地位を確立しています。
彼の作品は、正確で繊細な作りとオレンジ色の暖かいニスを特徴としています。
このバイオリンは、1974年に製作されたもので、裏板にはスラブカットされた美しい楓材が使用されています。彼の特徴が特によく見られる作品です。
非常に健康な状態で、ほとんど未使用で保管されていたと思われます。
彼の作品にはそれぞれニックネームが付いており、正確には読み取れないのですが、この楽器のラベルと製作証明書には”Eiziano”と手書きで書き入れられています。